例えば、うつ病の診断基準には「自殺を考える」などとありますが、気分変調性障害には、それほど深刻な項目はありません。
以下が診断基準です。
- ほとんど毎日、一日中気持ちが滅入っている事が2年以上続いている。
- うつ気分のときには、次のうち2つ以上が当てはまる。
- 食欲減退か過食
- 不眠か過眠
- 気力の低下、または疲労
- 自尊心の低下
- 集中力が低下したり、決断力が鈍る
- 絶望感
治療法はうつ病とほぼ同じです。
薬物療法の他に心理療法として、認知療法、行動療法、力動精神療法、対人関係療法、家族療法が行われています。