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解離性同一性障害−原因・虐待との関連

多重人格障害患者の殆どが、小児期に重大な心的外傷体験、特に被虐待体験を持っています。これらの耐え難い外傷体験によって、普通のままでいたのではとても耐えられず、また、強い恐怖感の為自分の心を防衛しようとして、別の人格が生まれると考えられています。

虐待には身体的虐待・性的虐待・情緒的虐待があります。
しかし、それ以外にもいじめや恋愛の失敗などで起こる事もあります。強いトラウマから自分を守る為に盾をおく事を目的としています。本体を守る為に「我慢強い人格」や「攻撃は最大の防御的人格」など様々な人格が誕生します。

なりやすい性格としては、境界性人格障害と演技性人格障害です。男女比は1:5と圧倒的の女性が多い様です。多くの場合は既に自分の中に複数の人格を持っている事を自覚しています。
その状態が、周りの人にはなく自分だけなんだと気付く事によって、はっきりしてくる事が多い様です。


基本的な説明
・診断基準の定義
・交代人格とは
・原因・虐待との関連
・主な症状
経過説明と治療方法
・経過と治療
・経過と治療 第一〜第三段階
・経過と治療 第四〜第六段階
・経過と治療 第七〜第九段階
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