voice
120
自分の世界と自分の信じられるものに包まれて居たい。
不変や永遠を信じたくて、
流れや変動なんて言葉は聞きたくも無かった。
あらゆることから逃げる事で自分を守っている私は。
119
自分を守ると言う事 は、貴方を傷付けると言う事 で。
118
例え来世があっても、
またこの世界に生まれてくる事を拒否します。
117
遠くへ行けたら、今の場所を離れれば
幸せになれるなんて、一体誰が約束したの?
116
腕はもがれ 足は腐り落ちた私に
羽根が与えられた
前へ進めと言うのか
まだ生きなければならないのか
空は暗く辺りが見えない その中を飛んでいけと
あなたたちは言うのか
115
君のこと 壊した夢を見た
見えない真実 見えない自分 いくつもの自分の声
覚めない夢
そして全ては闇になる
114
頭の中で 「あ」 を唱える
あああ・あ・ああ・あああ・あああああ
何をしている時も 何を考えている時も
あ・あああああ・あああ・あああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
誰にも聞かれない
私の 叫び
113
周りが自分を決めるんじゃない
自分が周りを決めているんだ
112
青い空を見てめまいを覚える
私には明るすぎて 暗い部屋へ逃げるのです
何もかもから遮断された世界
私の全てが積もりに積もって 感じる息苦しさ
暗い世界で私は生きています
呼吸を 続けています
111
何の反応もしない私を、貴方は愛しいと言った。
私は何も返す事が出来ず
ただ、その優しい手に頭をあずけた。
110
生きたい、生きたいと心臓が動きを止めない中
逝きたい、逝きたいと私の心は叫び続けている
109
貴方が今、誰を想っているのかは分からないけれど、
それがもし私なのだとしたら、
これ以上嬉しい事なんて無いの。
108
私が傷付く時は、私が傷付ける時で、
他人なんかにその権利を与えたくない。
でも、私を勝手に傷付ける人は沢山居て、
それに振り回されてる様は滑稽だ。
107
何時の間にか、「死にたい」と
口に出して言う事が 出来なくなっていって、
一人きりで居る時も呟けなくなってしまった。
その言葉も、そう思う私の心も重たすぎて
自分にすら聞かれないよう 気持ちを溜めるだけ。
106
私には、大切にするべき
身体も 肌も 知識も 顔も 美しい髪も
何も 無 い のだ。