voice
105
激しい雨 優しくなったら 少しずつ 忘れてください
104
私の海でもがく貴方が好き。
だから、もっと、さあ、深く深く溺れて見せて。
(息が、絶えるまで。)
103
走らなきゃいけない
歩かなきゃいけない
後ろから何かが追ってくるから
振り向いちゃいけない
戻っちゃいけない
怪物は目を光らせているから
102
毒霧となった私は様々な人に吸われ、病へと落とすでしょう。
私の憎しみは大気に混ざり、浄化されていきます。
しかし、それは確かに存在し、人々を蝕んでいくのです。
101
目を 耳を 口を 塞げば楽だった。
でも今は
あなたの姿を見たいから
あなたの声が聞きたいから
あなたに伝えたい言葉があるから
私は
感覚を研ぎ澄ませる事に集中したいのです。
099
どうしようもなく、君を欲してしまう心を消す為には、
まず、僕が僕を殺してしまわなければいけないんです。
098
アンタはオレの本当の姿を見ても
それでも好きだなんて言葉を言えるのか?
097
貴方と何時までも居たいけれど、
呼吸をする事は、時にとても困難だから、抱え込む
付きまとった、終わりの不安。
096
僕は ただ、ただ 本当に 君が大好きな だけ で。
095
あなたの声で あなたの口から
どうしようもない程 聞きたいと思ってしまいました。
(愛している、と)
094
声を出す仕草に酔いしれるものならば
とっくに私は灰と化しているでしょう。
あなたの綺麗な手に指を絡ませ
時々思い出し笑いをする私は、
あなたから見れば遠い世界に居るように見えるでしょう。
093
邪魔だな って 云った わたし が
消せる 限り を 消して しまって
見える事を 狭め い て 置き去り
092
私が死んだ時には、キミの命なんか要らないけど、
涙のひとつくらいは、ちょうだいね。
091
私は自分の幸せよりも、あの人の幸せを願いたい。
けれど、あの人の幸せは自分の幸せ。
心の醜い部分を曝け出してしまっている願いだね。