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132

あなたには、私が死ぬまで生きていて欲しいの

これは、あなたに対する呪いの言葉
これは、私の自分勝手なわがまま

出来るのならば一緒に生きていきたいと言う、願い

131

夏の夕焼け時 周りが真っ赤になるのが好き
何もかもが全部染まって
その時だけは私の醜さも分かりづらくなる気がする

130

愛を知らない と嘆いて
愛が分からない と孤独と友達になって

自分から拒絶して遠ざけていただけ

知ってしまったら
感じてしまったら
またひとりになった時に今度こそ壊れてしまうから

129

言葉を吐き出して生きていた頃は
美しい事 醜い事 全てを文字にして昇華していた

何も生み出せなくなった今は ただただ 空っぽ

128

空を見て感じることは何もない
当たり前になりすぎたものは人の心を動かせない

散るものは美しい 儚いものは愛おしみたい
そんな事誰が決めたのだろう

当たり前のことまで愛せるようになって
初めて
それを感情と呼ぶことが出来るのではないか

127

ふと指先が触れただけで心が揺れる
そんな僕を君はからかう

ああ、そんな時間が幸せ過ぎて

126

薄ぼんやりとした部屋の中で 私は孤独を思い出す
独りじゃなかったときなんて、あっただろうか

今はそれすら分からない

125

貴方の代わりに私が憎むから、忘れてしまっても良いよ。

124

空から見た地上はあまりにちっぽけで
悩んでいた事もちっぽけに思えました

もうあそこへ戻る事はないけれど
今悩んでいる人たちに
この景色を見てもらいたい

123

血を流す事に意味を見いだせなくなって
傷跡に愛を感じられなくなって
痛みに安堵を覚えなくなって

何をすればいいのか、分からなくなった

122

過去耳にした音が、声が、言葉が
今でもふいによぎっては私の心を締め付ける

121

あなたが選ばなかった道を たまたま私が歩いているだけ

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