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 - song − 最新 − 016〜020

それでいいよ

いつも一緒に居て
何かと死にたがるあなたを
支えてきたつもりだったけど

いつもあなたを見て
精一杯理解して
わかろうとしてきたつもりだったけど

あなたにとって私がそれほど
重要じゃないと知ったよ
でも私はあなたの愛を求めつづけてる
真実を知ったって
私の気持ちは変わらなかった
私の気持ちは変えられなかった
それでいいよ

いつも隣に居て
何かと無感動なあなたを
変えてきたつもりだったけど

それは私の勝手
優位な立場に立とうとして
自分の首しめてただけなんだ

私にとってあなたがどれほど
重要なのか知ってる?
でもあなたは私の愛を黙秘している
真実を知ったって
私の気持ちは変わらなかった
私の気持ちは変えられなかった
それでいいよ

あなたにとって私がそれほど
重要じゃないと知ったよ
でも私はあなたの愛を求めつづけてる
真実を知ったって
私の気持ちは変わらなかった
私の気持ちは変えられなかった

それでいいの?

カイナトリー

沢山のまぶしさと
沢山の暗闇を見つめる呼吸
苦しさに負けそうになっても
私を見守るあなたが居る

鮮やかな栄光と
辛い失望を受け入れる勇気
ふと目がくらみそうになっても
あなたの手をつかんで導くよ

一人じゃないよ 私が居る
震えるその肩を 抱きしめよう

私の中へおいで
隠そうとする本音の何もかも
受け止める準備は出来ている
全てひっくるめて
あなたを愛しているから

自身が分からなくて
自分を傷つけるその両腕
痛みに心が歪んでいっても
一緒に痛みを味わうよ

孤独じゃないよ 私が居る
隠れるその身体 抱きしめよう

私の中へおいで
隠そうとする本音の何もかも
受け止める準備は出来ている
全てひっくるめて
あなたを愛しているから

私と共に生きて
怯える心の変化も何もかも
見据えて受け入れることが出来る
全てひっくるめて
あなたを愛しているから

命。

夢を視せてよ 青い錠剤。
ただ苦しいばかりの人生じゃないと
分かってるけど。

子供にかえる 甘い誘惑。
まだ準備が出来ていないと我侭言う
あのころがいい。

天使が途方に暮れたように微笑った。
私は私で居たいと言いながら
なぜ簡単に命を捨てようとするのか。

天使が微笑う
心を引き裂きながら

現実見せてよ 黒い煙。
そう楽しいことばかりでもない人生だと
分かるために。

天使が人目を憚って微笑った。
君は君で居たいと言いながら
なぜそうも生にしがみ付こうとするのか。

天使が途方に暮れたように微笑った。
私は私で居たいと言いながら
なぜ簡単に命を捨てようとするのか。

天使が微笑う
私を引き裂きながら  

AC

影が無い 僕が居ない
野放しの 猫も一匹
構ってくれないか 喋らないで 心の中

窓がない この部屋の中
身動きも 取れないの
触ってくれないか 喋らないで 寝返り

何時になったら 動き出すの
眠っているの 死んでいるの

見つからなかった 愛情と希望
何も無いまま僕は 遠くへ消えていく
誰にも何も言わない ただ心の中で叫んでた

道がない どこへも行けない
そうじゃない 行かないだけ
動いてくれないか そのままで 何もしない

腕がない 抱きしめる腕
暗闇で 震えているの
自分じゃなにも 抱きしめないくせに

何時になったら 光はくるの
待っていても 意味はない

何時になったら 動き出すの
眠っているの 死んでいるの

見つからなかった 愛情と希望
何も無いまま僕は 遠くへ消えていく

見つからなかった 現象と未来
何も無いまま僕は 過去へ消えていく
誰にも何も言わない ただ心の中で叫んでた  

都会のカラス

私が思うものは 独りきりの心地よさ
私が感じるのは 馴れ合いの不快さ

誰にも好かれない
愛されない
そんな感情 持ってもらえる筈ない

愛なんて愛なんて愛なんて

都会のカラスは寂しげで
一つ鳴くと闇に消えた
どうしようもない虚無感と闘っている
私の心に入り込んでくるように

私が望むものは 不安の先の安定
私が求めるのは 限りの無いもの

どうすればいいのよ
今更
憎しみしか持っていない 今更

愛して愛して愛して

都会のカラスは優しげで
二つ鳴くと空へ消えた
理解しきれない愛情を前にした
私の心に入り込んでくるように  
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