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年金申請用の診断書

障害の原因となった傷病名−解離性障害、統合失調感情障害

・発病から現在までの病歴及び治療の経過、内容、就学、就労状況等、期間、その他参考となる事項
幼少期よりもうひとりの自分(遊び相手)がいる感じがあったとのこと、小学校3年時、見知らぬ男性に身体を触られた時、気がついたら妹を連れて走って逃げていたと言う記憶の欠落と考えられる体験があった。小学校の時から不登校、中学1年2学期に登校出来ず○○病院受診し中断。幻聴、イライラ感、自傷行為等あって○○クリニック通院するも中断。15歳頃には友人から別人格の存在を指摘された事がある。
希死、感情不安定、ひきこもり等よりH16年7月27日に当院初診。治療を始めたところH16年11月22日、別人格で当院来院。解離性障害(多重人格)を考え、治療するが自殺企画あって一時的に○○病院へ入院。その後当院で治療を続けているが、抑うつ的でひきこもりがちの生活が続いており、ごくまれに退行と希死状態を認める。隣人が自分の噂をしている考え方になる。監視妄想を訴える事もある。日に数回、人格が交代しているようであり、記憶が欠落している事が多い。時にリストカットも認める。

・診断書作成医療機関における初診時初見
初診年月日H16年7月27日
抑うつ気分、希死、離人感、意欲低下。診察時も表情変化乏しく淡々としており状態が把握しづらく、うつ状態として治療を始めた。

・現在の状態について、その程度・症状等を具体的に記載
抑うつ気分、意欲低下等が続き、日中床にいることが多く、食事も父親の援助がないと食べないことがある。入浴、洗顔等が不充分で外出もほとんどできていない。人格交代も頻繁に起きているようで記憶に残らないままの行動がある。
当院診察も時々別人格の時があったが、ふだんとは印象はかなり違っていた。主人格の場合は表情変化も乏しく淡々と訴え幻聴も認めるが、別人格では明るい、しっかり話す、男性などの印象となっている。対人情報は父親以外とはほとんどなく孤立している。主人格の場合、積極性も少し悪い印象だが、別人格となると良好な印象となり対応にとまどう。
希死に常に抱いており激しい。抑うつ、自殺衝動は時にリストカットとして出現する。長期に渡って多様で複雑な病像が続いており、ほぼひきこもりの状態である。(人格交代することによって統合失調症の所見も変化する?)他にも幻聴、幻臭、身体幻覚、離人感、数時間〜数日の○○(解読不可)が一過性に出現したことがある。

・現症時の日常生活活動能力及び労働能力
家庭内においても身の回りの事含めて援助される事が多い。状態によりある程度活動出来る時期もある。労働は困難。
・予後
不良
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